つとむューニッキ(はてなダイアリー版)

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今週のお題:君の鼻血は涙の味がする?

やっぱ、秋の味覚といえば、涙味の鼻血――なわけがない。
これは、先週末まで行われていた某所夏企画の話。
『鼻血』という同じテーマで書かれたライトノベルについて、
寄せられた感想の点数をもとに、順位を争うお祭りだ。


オレは、『君の鼻血は涙の味がする』という作品で参加した。
涙と一緒に鼻血を流してしまう、女の子の恋愛ストーリーだ。
彼女の鼻血を求めるのは、ヴァンパイアウイルスに感染したイケメン男子。
つまり、吸血鬼が舐める涙味の鼻血――というわけだ。


先週も書いたが、『鼻血』という難しいテーマに多くの作品が正面から挑んできた。
魔法の薬の材料、興奮の証、謎の病気の症状、そして殴られての出血。
鼻血が文字になるという奇抜なアイディアもあった。
その中でも一番多かったのが吸血鬼ネタ――って、オレの作品もそれじゃん!?


いやぁ、やられた! まさか吸血鬼ネタが五作品もあるとは!?
ネットでは、そのことが話題として聞こえてくる。
「吸血鬼が鼻血を舐める話はもう飽きた」と。
オレの夏は、早々に終わったのであった。


結果は、二十四作品中、十位
今までアイディアで勝負してきたオレにとって、ネタ被りは痛い。
ちなみに優勝したのは、魔法の薬の材料として『鼻血』を扱った作品だった。
その作品も結局、口にする話だったんだけどなぁ・・・鼻血を・・・




はてなダイアリー 今週のお題「秋の味覚」