今週のお題:究極のひとり飯?
「ひとり飯」と聞いて思い出したことがある。
とあるラーメン屋で驚いた時のことを。
――味集中カウンター。
案内されたカウンターは、一人一人が衝立で仕切られていた。
「まるで個室じゃないか!?」
左右は衝立があって、隣の客と顔を合わせることはない。
カウンターの前も壁になっていて、ラーメンを出し入れできる窓が開いている。
そこには暖簾が掛かっており、店員と顔を合わせることもないのだ。
カウンターの上には注文書が置いてあり、具や薬味などの好みを記入する。
書き終わると暖簾の下から店員が回収して、ラーメンの出来上がりを待つ。
替え玉が欲しくなったら、暖簾の前のスイッチの上に金属製のプレートを置く。
すると店内にチャルメラが流れて、店員がプレートを回収にやって来る。
何人で来店しても食べるときは一人!
これぞ究極のひとり飯ではないだろうか?
このお店、今では関東にも出店しているが、昔は博多の楽しみの一つだった。
二十四時間店もあるので、三食ラーメンだった出張は良き思い出だ。
Netflix野武士のグルメお題「ひとり飯」
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