つとむューニッキ(はてなダイアリー版)

つとむューのニッキです。

今週のお題:読書の面白さを教えてくれたあの映画

いつも木曜日の朝に今週のお題を投稿していたが、GWで曜日感覚があやふやに。
先ほどゴミ出しカレンダーを見て、すでに木曜日であることを知って愕然となった。
そのお題は、りっすん×はてなブログ特別お題キャンペーン『わたしの転機』。
ちょっと遅れてしまったが、せっかく書いたので投稿してみる。まだ木曜日だし。


オレは子供の頃から読書が大嫌いだった。
それに拍車をかけたのは、夏休みの宿題で出る読書感想文。
苦痛以外の何物でもなく、今ならハラスメントの一種として学校を訴えたくなるほどだった。
しかし、ある映画をきっかけに「読書って意外といいかも」と思えるように。


その映画の名は『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』。
宇宙戦艦ヤマトシリーズの劇場版第二作目だ。
映画に感動したオレは、映画の小説版を買って繰り返し読んで何度も泣いた。
そして映画の最後に流れた「もう、二度と姿を現すことはありません」というテロップを思い出した。


その後、オレは衝撃の事実を目の当たりにする。
ヤマトが復活して、新たなアニメシリーズが始まったのだ。
「もう二度と姿を現さないって言ってたのに何故!?」
読書が好きになり始めた自分を全否定されたようなショック。それ以来、ヤマトは一切見ていない。


結局、金が絡むと、大人は子供の夢を反故にして自分たちの夢を追ってしまう。
それを知ったのは、あの衝撃からずいぶん後になってから。
最近では、かばんちゃんが好きなフレンズにそんな影響が出ないか心配だ。
大人の事情を学ぶ転機となった、オレの人生の中で決して忘れることのできない出来事だった。




はてなダイアリー 今週のお題特別編「わたしの転機」