つとむューニッキ(はてなダイアリー版)

つとむューのニッキです。

自分のクセを見抜く武器とは?

クセって、知らず知らずにやっていること。
それを自覚するには、人に聞くしかない。
自分では知らないことなんだから。


オレが書く小説のクセって、なんだろう?
他の方に聞くのなら、自作に寄せられた感想を調べればいいのではないか。
小説には、それを書いた人の個性が出るという。
それならば、クセについても言及されているかもしれない。


では、自作で沢山感想をもらった作品を見てみるか・・・
ん? よく考えたら、これはダメだ。
感想をもらっている作品は、作者名を伏せた競作大会への投稿作品だから。
作者がわからないのに、作者のクセについて書かれてているはずがない。


『ご指摘の点は、自分の悪いクセなんです』
寄せられた感想に、そう答えてしまうことがある。
それって、本当にクセなんだろうか?
本当にクセかもしれないし、ただの言い訳かもしれない。


『設定は派手なのに、中身は地味になっちゃうのが悪いクセなんです』
ちなみにこれは、最近オレが書いた自分の悪いクセ。
おならで敵を倒す少女を登場させたが、その性格がまともだったからだ。
でも、これってクセ? もしかしたらポリシー?
それは自分でもわからない。


全然関係ないが、以前朗読でお世話になった方に、また朗読していただいた。
それは一年以上前に書いた作品。
オレって、こんな内容の作品を書いていたんだ!?
久しぶりに読んだオレは、その変な内容に驚いた。
まるで他人視線。でも、これって・・・
オレの素晴らしい忘却力は、自分のクセを見抜く武器になるかもしれない。



(haruさんに朗読していただいた『とあるバレンタインデーの裏話』)




はてなダイアリー 今週のお題「私のクセ」