つとむューニッキ(はてなダイアリー版)

つとむューのニッキです。

『うちゅうせんペペペペラン』

子供の頃に読んで、いまだに忘れられない絵本がある。
ドレミファブック第十一巻『うちゅうせんペペペペラン』。
作・脚色は谷川俊太郎、挿絵は司修
そして作曲が湯浅譲二、編曲が服部公一、語り手が平井道子だ。


えっ、絵本なのに「作曲」とか「語り手」とはどういうことかって?
それは、この作品が掲載されていたシリーズ名にヒントがある。
――ドレミファブック。
レコードが付いた、当時では画期的な絵本集だった。


♪ペペペペランは宇宙船 紫色の暁に アンドロメダへ飛び立った
あの唄、挿絵、ストーリー、そのすべてがオレの心を魅力した。
また、あのストーリーに触れてみたい。
しかしドレミファブックは廃刊されて久しく、手に入れることは不可能だった。


復刊サイトに登録したこともある。
しかし復刊は叶わない。
が、今回のお題を書くにあたり、動画サイトでペペペペランを見つけた。
挿絵は見ることができないものの、レコードの内容を聴くことができる。


『わしの唄は未来の唄だ これから起こる出来事の唄だよ』
うわっ、懐かしい!
それにしても、これって今でも通用する話なんじゃないだろうか。
オレはしみじみと耳を傾ける。


自分は将来、結婚できるのかな?
このストーリーを読んで、当時は本気で心配したものだ。
そんな忘れていた想いが、次々と蘇ってくる。
今は素敵な絵本に巡り会えたことを、心から感謝している。





はてなダイアリー 今週のお題特別編「素敵な絵本」