今週のお題：あの映画と逆転企画

今週のお題は『おかあさん』とのこと。
今年観た映画で、このお題にピッタリだったのは三月に取り上げたあの作品。
――『さよならの朝に約束の花をかざろう』
一緒に観に行った息子は「おかあさんにありがとうと言いたくなるような映画だった」と語る。

「それならば」と乗り気になったカミさんと一緒に、先月また観に行った。
涙が止まらないオレを横目に、いたって平素なカミさんは「男の人が好きそうな映画だね」。
職場でも似たような感想を聞いた。きっと製作側が意図するターゲットに、オレはドンピシャだったに違いない。
かろうじて上映している映画館も、今日か明日で上映が終わる。母の日に観に行かれた方もいただろう。

先週末、某所のＧＷ企画の結果が発表になった。
オレの作品『逆転世界のみずがめ座』は、二十六作品中、九位と健闘した。
今回は読みごたえのある作品が多く、参加者の皆さんの意気込みがひしひしと伝わってきた。
自作に寄せられる感想も厳しい内容が多く、もうダメだと諦めていたから予想外の結果が嬉しかった。

「ねぇ、私、カノープスが見てみたいの」
そんな少女の願いを叶えるため奮闘する、少年の物語を書いてみたかった。
今回、半分その希望が叶ってとても楽しかった。が、それ故に読書への配慮が欠けてしまったようだ。
夏企画のテーマは『金』。やっぱりメダルは欲しい。今からじっくりとプロットを練ってみるか・・・

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