つとむューニッキ(はてなダイアリー版)

つとむューのニッキです。

『願十強入』

某サイト冬祭り企画が終わった。
祭りと言ってもリアルなカーニバルではない。
作者名を隠して小説(ライトノベル)を投稿し、感想を寄せ合う祭り。
感想数、総得点、平均点で順位が決まる。


今回は五十六作品が集まり、オレの作品は十三位だった。
密かに十位以内を狙っていたが、それは叶わなかった。
現在、いただいた感想を読みながら改善点の分析中だ。


今回は、タイトルと作品の冒頭の展開に力を入れた。
そのため、タイトルや冒頭で興味を持ってくれた方のおかげで感想数は伸びた。
しかし読んでがっかりされた方が多く、平均点は伸びなかった。
これが今回の最大の反省点だ。


がっかりした理由に、主人公のデリカシーに欠ける行動を挙げた感想があった。
これにはドキリとする。
だって主人公は作者の鏡だから。


それは数年前、文章塾というサイトに参加していた頃のこと。
作品を読み合う仲間と実際に会った時、初めて会うような感じがしなかった。
きっと、作品から各々の人間性が滲み出ていたためだろう。
作品を通じての交流は、自分の本性をさらけ出す恐さを含んでいる。


読者が主人公にデリカシーの欠如を感じたのなら、それはオレ自身が原因だ。
だから普段の行動から気をつけねばならぬ。
普段から女性に優しく接することが出来れば、それは自然と作品に表れるだろう。
結局、小説書きは、自分探しの旅なのだと思う。


ということで、今年の四字熟語は『脚下照顧』かな。
震災もあって文明の脆さが露呈した昨年だったので、ちょうどいいかもしれない。
えっ、タイトルのアレは何なのかって?
いやあ、アレは四字熟語じゃないから・・・




はてなダイアリー 今週のお題「2012年、今年の四字熟語」