有り難きバチ

バチが当たったのだ。
この間、「ほどほどに働いてほどほどにもらった給料」なんて書いたから。
先週から、仕事がむちゃくちゃ忙しくなった。
そりゃなんというか、毎日電車に揺られて汗だく、という感じで。

いったい何の神様のバチなんだろう？
仕事の神様？ それとも給料の神様？
とにかくこれで、胸を張って息子に新しい自転車を買ってやれる。
一ヶ月後にもらえる給料は、間違いなくオレの汗の結晶だ。

と思っていた矢先――盗まれた息子の自転車が帰ってきた。
それも、後輪がパンクしただけの綺麗な形で。
十数キロも離れた住宅街に、乗り捨てられていた自転車。
親切な住宅街の方が、学校に連絡してくれたのだ。

これは有り難いことなのか？
それとも、やっぱり何かの神様のバチなのか？
まあ、そんなことはどうでもいい。
息子の笑顔がすべてを物語っている。

平日はとっても忙しいから、週末に行動しよう。
戻って来た自転車に、お帰りのささやきとパンクの修理を。
そして、自転車を見つけてくれた方への秋の味覚のプレゼント。
やっぱり、くりきんとんがいいかな？

---

はてなダイアリー　今週のお題「秋の味覚」