つとむューニッキ(はてなダイアリー版)

つとむューのニッキです。

今週のお題:料理は信頼?

「今はおばあちゃんに感謝している」
一年半前から独り暮しを始めた娘が時折こぼす。
「出されたものを、何でも美味しく感じることができるから」
それは、オレも独り暮しを始めた時に感じたことだった。


大学から独り暮しを始めたオレは、不味いと噂の寮の食堂に通う。
「これって・・・、不味くないじゃないか!?」
色々なメニューを試したオレは、すべてが美味くてビックリ。
皆はどれだけ美味いものを食べてきたんだと、自分の身の不幸と供に実感した。


オレの母は、思い付きで料理を作ることがたまにある。
変な創作料理が、今でも月に一回くらいの頻度で出てくるのだ。
「おばあちゃん、これやめてよ」と、息子たちも不満顔。
普段はそんなに不味いわけじゃないのに、たまの冒険で評価を落としている。


実はこの間、オレも似たようなことをやってしまった。
休日の料理分担で、ちょっとだけならと玉葱の皮を混ぜてしまったのだ。
「うわっ、このカレー、紙みたいのが入ってる!」
これが母からの遺伝か。得意料理の信頼を一瞬で地に落とした出来事だった。




はてなダイアリー 今週のお題「得意料理」