つとむューニッキ(はてなダイアリー版)

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母親の呼び方は二度変わる

お母さん――母親のことをそう呼ばなくなったのは、いつからだろう。
高校生の時は呼んでいた。
しかし、結婚して子供が生まれてからは呼んだ記憶がない。
「お母さん」が、いつの間にか「おばあちゃん」になっていた。


子供が生まれる前から、「お母さん」と呼ばなくなる兆候はあった。
婚約者の前で、「お母さん」を頻発するのはなんだか恥ずかしい。
そんな理由もあったのだろう。
結婚を期に、オレの口から発する「お母さん」は衰退してしまった。


男は、母親に対する呼び方を二度変える。
最初はチン毛が生えた時。
「ママ」は「お母さん」へと少しよそよそしくなる。
そして二度目は結婚だ。
前述のように、「おばあちゃん」もしくは「お袋」に変化する。


と、勝手に考えているが、本当だろうか?
まあ、オレには未チン毛の息子がいるからじっくり観察してみよう。
もしかすると、言葉遣いで息子の体の成長具合がわかるかもしれぬ。


そうやってオレの理論が証明されたら、息子の婚期もわかるだろう。
彼女を連れて来た時、妻のことを何回「お母さん」と呼ぶか観察すればいい。
本気度がわかるかもしれないぞ。
えっ、その時もまだ「ママ」と呼んでいるかもしれないって?
いや、それはちょっと・・・。妻は喜ぶかもしれないけど。




はてなダイアリー 今週のお題「母親/母の日」