生まれ変わるなら孫がいい

もし生まれ変われるなら、何がいいだろう？
そうだ、孫がいい。自分の孫として生まれ変わるのだ。
なぜなら、自分の噂を沢山聞けるから。
「あら、おじいちゃんにそっくり」なんて言われたら、嬉しくなっちゃう。

オレには娘と息子がいるが、どちらの子供として生まれ変わるのがいいだろう？
息子の子供として生まれたら、息子を「お父さん」と呼ばねばならぬ。
それはなんか嫌だ。
きっとオレが今息子を叱っているのと同じように、オレは叱られるに違いない。

娘の子供として生まれたら、双子になってしまう可能性がある。
妻の家系が、双子家系みたいだからだ。
それはなかなか魅力的だ。一度、双子になってみたいと思っていた。
一つ残念なのは、祖父としての元々のオレは、
双子の孫の顔を見ずに死んじゃってるってことだ。

双子として生まれるのと、双子の孫が生まれるのはどっちがいいだろう？
うーん、これは甲乙つけがたい。
双子ってすごく楽しそう。息子達を見ていて、つくづくそう思う。
生まれ変わりになってしまうと、両方体験できないところが難点だ。

孫として生まれ変わって、中学生くらいになったら、
ちょっとした楽しみがあるかもしれぬ。
きっとその時、母親に言われるんだ。
「あなたのおじいちゃんはね、家族に内緒で、はてなダイアリーを書いていたのよ」
「それでね、あなたが生まれる直前に書いた『今週のお題』が最後だったの」
「おじいちゃん、あなたに会えるのを楽しみにしてたのに・・・」
そしたらオレは、ちょっと泣いちゃうかもしれないぞ。

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はてなダイアリー　今週のお題「生まれ変わったら○○になりたい！」