四万文字への挑戦 - つとむューニッキ（はてなダイアリー版）

今年の漢字一文字は何だろう？
やっぱり「万」かな。
今まで八百文字の作品しか書いたことがなかったオレが、
四万文字を超える作品を書くまでになった年だから。

そもそもの文章の書きはじめは、ASAHIネットの文章塾に参加したことだ。
お題に沿った八百文字の作品を、月に一回くらいのペースで募集していた。
文章塾が二○○九年に終わってからは、はてなの「今週のお題」に参加した。
しかし、八百文字の枠は超えることはなかった。

そんな時に見つけたのが、ライトノベル作法研究所。
ＧＷ企画で、ものすごくユニークなお題で小説を募集していた。
そのお題を眺めているうちに、変なストーリーが頭の中に。
これは参加せねばと、執筆を決意した。

しかし、その文字数は一万文字以上。
八百文字の十倍以上だ。
ライトノベルのラの字も知らなかったオレは、
今まで書いていた八百文字を、十三編並べたような作品を投稿した。

そしてＧＷ企画が始まる。
いろんな人からコメントが寄せられて、すごく楽しかった。
ライトノベル的にはダメダメだったが、
シュールなコメディとして楽しんでもらえた人もいたようだった。

調子に乗ったオレは、夏祭りにも参加して大失敗。
酷評の嵐に、次回でのリベンジを誓う。
その次回は、一月十五日から始まる冬祭り。
なんと文字数が四万文字以上なのだ。

八百文字男の、四万文字への無謀な挑戦。
まあ、そんな挑戦をする気になっただけでもかなりの進歩だと思う。
はたしてその結果はいかに！?