二週間遅れの小説企画 - つとむューニッキ（はてなダイアリー版）

去年のゴールデンウイークは、某サイトの小説企画に参加していた。
あらかじめいくつかのお題が与えられ、それを使った作品を出して競い合う。
その投稿企画は毎年三回ほど行われているのだが、去年のＧＷが初参加だった。
それ以来病みつきになり、今年も参加しようと考えている。

その企画の特徴は、得点制度にある。
他の方の作品に感想を書く際、点数をつけることができるのだ。
普通でゼロ点、少し良ければ十点、良ければ二十点という具合。
最高は五十点まであるし、最低はなんとマイナス三十点だ。
最終的に、合計点、平均点、感想数を加味して総合優勝が決まる。

えっ、それなら友人に頼んで自分の作品に高得点を付けてもらえばいいって?
実は、企画期間は作者名が非公開なので、それは不可能なのだ。
作品名をこっそり知らせる手もあるが、それで得点を稼いでも面白くない。
知らない人から思わぬ感想をもらえるのが、この企画の醍醐味だ。

今までの成績は惨憺たるもの。
二○一○年ＧＷ企画が九十九作品中、十七位タイ。
二○一○年夏企画が百十二作品中、八十四位。
二○一一年冬企画が三十二作品中、二十六位タイ。
ビギナーズラックに酔いしれて、深みにはまり込んだという感じだ。

さて、今年のＧＷ企画はいろいろとあって二週間遅れの五月十三日の開幕。
ということで、現在作品を鋭意作成中だ。
今回のテーマは『らのべカンタービレ』。
はたして読者の頭の中に、意中のメロディーを鳴り響かせることができるか?
それが勝負のカギとなるだろう。