辛酸をほんのり薄めたら - つとむューニッキ（はてなダイアリー版）

オレは今、悔しいような情けないような気持ちで一杯だ。
それは、某サイトの夏企画の成績が思わしくなかったから。
そんなことが、ここ三年間続いている。
辛酸――とまではいかないが、ほんのりと薄めたような、それがオレの夏の味。

夏の前に行われるＧＷ企画は、毎回まあまあ調子がいい。
だから夏はいつも調子に乗ってしまう。
そして、必ず迎える悔しい結末。
学習という文字は、オレの辞書にはないらしい。

成績が悪かったのは自業自得だし、実力だからしょうがない。
何が悲しいかというと、他の方の作品に偉そうな感想を書いているからだ。
成績上位者が言うことなら、説得力が増すだろう。
こんな成績のやつがあんなこと言っている、なんて、穴があったら入りたい。

今回、自らの職業体験を元にした作品があった。
読んでみると、これがなかなか面白い。
この経験を読者に伝えるんだ、という作者の情熱がひしひしと伝わってくる。
案の定、その作品は上位の成績を納めていた。

仕事で見つけた面白い出来事。
それをいろいろな人に伝えたい。
そんな動機で始めた物書き修業。
どうやらオレは、初心をすっかり忘れてしまっていたようだ。

この悔しさを情熱に。
冬に備えてしっかりと準備をしよう。
冬に企画があるかどうかはわからないけど。