つとむューニッキ(はてなダイアリー版)

つとむューのニッキです。

季節遅れの災難

梅雨。
それは、オレにとっては救いの季節。
なぜなら、イネ科の雑草の花粉が飛ばなくなるからだ。
そう、オレは季節遅れの花粉症患者なのだ。


十年くらい前のことだった。
ゴールデンウイークが終わった頃に突然、目の痒みに襲われた。
「これって、ものもらい?」
しかし、病院で告げられた病名は花粉症。


血液検査で、カモガヤの花粉に陽性判定が出た。
五月から七月にかけて花が咲く、イネ科カモガヤ属の多年草だ。
ネットで見ると、スギの季節の後に起きる花粉症の代表格らしい。
草むらに生えているイネの穂にそっくりなあの雑草だ。


季節遅れの花粉症はなかなか辛い。
花粉対策商品が、スギの季節にターゲットを合わせているからだ。
四月を過ぎると商品がなくなってしまう。
今年は、花粉防御メガネがそのいい例だった。


それにしても、納得がいかないのはカミさんの態度。
スギの季節が終わると、清らかな顔で窓を全開にする。
「おいおい、スギの時は窓を開けないように協力してやったじゃんかよ」
「だって暑いんだもん」と悪びれた様子もない。


今年は息子もスギ花粉症になってしまった。
家庭内でのオレの肩身はますます狭くなる。
梅雨入り宣言が出たのに、暑く花粉が飛び交う今日この頃。
暑いから窓を開けろと、家族のプレッシャーも辛い。
嗚呼、早く本格的な梅雨にならないかな。




はてなダイアリー 今週のお題「梅雨」