つとむューニッキ(はてなダイアリー版)

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オヤジが負ける日

今の子供達はサッカーが大好きだ。
外で遊ぶときは、たいてい空き地でサッカーをやっている。
しかしオレ達の子供の頃は、それは野球だった。
なんで今の子供達は、野球をやらなくなってしまったのだろう?


早速、ネットで調べてみる。
すると、野球は道具が必要だから、という書き込みを多く見かけた。
はたしてそうだろうか?
道具についての敷居の高さは昔も同じ。それでもオレは野球を選んでいた。


つまり、昔の子供が野球をやっていたのは、道具以外の理由ということになる。
では、何がきっかけだったたのだろう?
自分の胸に手を当ててみると、思い当たる事は一つ。
オレの父親は、毎日のようにテレビでプロ野球を観ていた。


父親が目を輝かせるテレビのプロ野球
当然、子供にとっても憧れの的となる。
――あんな選手になってみたい。
オレもそう考えていた。数々の入団ゴタゴタを見せつけられるまでは。


オレは、子供の前では決して日本のプロ野球は見ない。
プロ野球を見ると、子供の頃の嫌な感じを思い出してしまうから。
当然、子供達は野球ではなくサッカーを始めることになる。
中学生になった息子達は、最近走るのもかなり速くなってきたらしい。


十分五十秒。
これは、三千メートル走で高校時代のオレが出した最速タイムだ。
なんでも長男は、すでにこのタイムで走ってしまうという。
喜ぶべきことだが、なぜだかとっても悔しい。
オヤジが息子に負ける日は、すぐそこにまで来ている。




はてなダイアリー 今週のお題「サッカー」